干支は巡る

丑年から寅年へ なお丑の日から寅の日へ 丑年の大晦日は丑の日で 寅年の元旦は寅の日です うしうし とらとら まるで うきうき わくわく のようですね 今年の年越しも有難う御座います 無いものを欲しがるより 有るものに感謝をしてみます すると与えてもらえ…

時計の針は師走へと

秋の紅葉を愛でながらも、身体に染みる寒さを痛感して、両手をぬくめる。 もう初雪もちらほらと降る場所もあったりなんかして。 明日から十二月。 今年最後の一か月。 この一年の出来事なんかを振り返りつつ、来年はどんな一年かを思い浮かべてみたり。 マス…

いい肉の日なので。

焼肉屋さんへ。 けっこうサービスしてるとこもある。 七輪のまわりに並べられた霜降り、赤身、ホルモンやらのかずかず。 キムチやサラダもあって彩り豊か。 皿の上は芸術作品のよう。 網の上では薫りのつまった煙が上がってる。 じゅるり。 美味しいなあ。 …

地球人ではない存在

人間がすべて地球人だなんて思っているのは勘違いも甚だしい 凄まじい了見の狭さである 地球人の姿をした宇宙人なんてのは幾らでもいる そもそも宇宙人が地球人となったのだから区別する方がどうかしている 貴方のまわりにもいるであろう あの人はまるで宇宙…

礼儀ほど美しいものはない、と述べた人。

とある神社へお参りをしますと、毎月の言葉として、ありました。 「礼儀ほど美しいものはない」という、文字です。 今年の顔。といっても過言ではない、渋沢栄一が述べた言葉だそうです。 確かにそうでしょう。礼儀とは相手への配慮です。 スマートな対人関…

仮面マスク

毎日マスクをつける 苦しい時もある 暑い時だってある 外したくなる時も だけども顔はんぶん隠してると みょーに落ち着くこともある 人にすべてを見せない 見られていない そんな安心感 きっと心の一部も隠してる 仮面のように

ボヤくおっさん

車内で向かいに座ったおっさん 「自分とな、自分の産んだものしか愛せねえ」 一瞬、カッとコチラを見てくる 「それが女と違うか?!」 そう言って、ちょっと詰め寄ってきた 「愛されたくて、愛するフリしか出来んのだよ」 なんかヤバい、と思って身体をよけ…

太陽を浴びて風に吹かれて

八月の陽射しにヒリヒリと皮膚を焦がしても 小麦色のうなじにそよぐ自然のクーラーが心地よくて 貴方は今日も満面の笑みを分け与えてくれる それはそれは爽やかな山颪が我が心を攫うようにして

自分で導くこたえ

コロナ禍で迫られる多くの選択肢 どれが正解であるかなんて やってみなければわからない 成功を掴みにいくよりも 最善を尽くしてみては 主導者だけが十字架にかけられがちな世の中で 誰かのせいで成り立っている生活というのは あまりにも人任せな人生になっ…

いろは歌

いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず 香りたつ美しさも いつか儚く散りゆく それならば今を …

文月にて

文章にふれる 自分に思慮する時間 読む 書く 耽る 喫茶室で飲み物と本を並べてみたり 図書館に籠るのも一手 たまにはネットやテレビから遠ざかり 静寂に身を包んでみる 眠り呆けていた感覚が すぐそこに 蘇ってくるよ

眠たくて眠たくて眠たくって

眠たい時は眠ればいいのです 思いっきり眠ればいいのです 忙しく感じてしまいがちな現代ですが止まればいいのです 遅れた方が早く過ぎていった出来事を追い越すことがあります 何でもかんでも早ければいいわけではないのです 眠りは調整の時間でもあります …

見えないものを気にしているのは

人間は身体がある 見えるから気になってしまう 人間には心もある これは他人から見えない それなのにどう思われているか気になってしまう どう思われているかに囚われてしまうことすらある 見えるという不便さと身体があるからこその便利さもある 見えないと…

ひとりの時間

ひとりの時間が増えた、この頃 少し前は寂しそう、って思われがちだった だけど、ひとりの時間が歓迎されるようになった ひとりの時間って、身体はひとつ なんだけど、頭の中の空想はどこまでも広がっていたりする それはまわりから見えないことで、ひとりで…

脚本家B先生の毒白

脚本家として活躍されたB先生。 惜しまれながら数年前に引退。 B先生とは色んな話をした。 温和な雰囲気のB先生。 だがしかし。 腹は白いと言い切れない。 B先生は売れない役者を集めて話すのが好きだった。 一見すれば応援しているように見えた。 売れ…

文豪とは

=苦悩する弱き人 =近代人を救済するため自ら懊悩する尊き筆者 =優しさという強さを隠して苦悶する怪人 =変人と呼ばれようとも地を這いつくばり筆を止められぬ宿命を持つ者 =のたうち回ることでしか傑作など書けぬではないか!その叫びを内に秘めた諦観…

捨ててみる

名品を作った 人を集めて 眺めてもらった たくさん褒められた 満足な気分のあとに なぜか虚しくなった だって 病み衰えた一人も それでは救えない つかの間の満足なんて くだらないことはやめた 自己満足の時間 捨ててみる 街に出た 道に迷う人がいて 声を掛…

あたたかくなって

どんなに教養を培っても 飢えた世の中に差し出したところで 一粒ほどの価値もないのだ ならば何が出来るというのか 机の前で本と睨み合うだけでは いけないと 動き出した春の日

失うのではなく得ていること

一年前、志村けんさんがお亡くなりになった。 多くの笑いと団欒を実に長い時間をかけて届けてくださったことに、あらためて感謝の思いで一杯になります。 コントづくりの現場では、真摯なまでに職人の情熱を傾け、お茶の間の向こうにいるテレビの視聴者や、…

SNSで批判する人される人

誰に対しても自由に発言できる世の中になりました。 言葉の力は偉大です。 そのことをわからず無闇に発言することは意図せずとも人を喜ばせたり深く傷つけたりします。 ですが。 人は失敗から反省し、やり直す生き物です。 過去の失敗や失態を反省して教訓に…

飴ちゃん

ホワイトデーは日本ではじまったとされます 日本人は実にイベントが大好きです 関西では飴ちゃんでお馴染みです この飴ちゃん 日本の書物である古事記や日本書紀に記されています 日本ではじめて飴ちゃんが製造されたのが三月十四日あたりだと云うのです 昔…

『三月の波』という詩

ある作家さんと、その母親とで書かれた、実話を元にした、未発表の詩です。 3.11の津波で失った、大切な父親へ向けられた言葉で、紡がれています。 東日本大地震から、10年。 いまだ、哀しみは癒えなくとも、ふと感じられる、あの日の面影。 貴方の大切な人…

神頼み

神様と人間がいます なぜ神様はいるのでしょう? そこで神様に聞いてみました どうして神様はいるのですか? 神様は人間に答えました 人間のお願いを聞くためにいるのだから、お願いをしなさい お願いをしなければ、いる意味がないではないか このように神様…

マザーテレサ 愛の言葉Ⅷ

パンの飢えがあるように、豊かな国にも思いやりや愛を求める、烈しい飢えがあります。 与えてください。貴方の心が痛むほどに。 〜これまでに記したマザーテレサの言葉は、ほんの一部にすぎませんが、このような女性が実際この地球上に生きて、多くの人の心…

マザーテレサ 愛の言葉Ⅶ

私は、この豊かな日本で、大きな心の貧しさを見ました。 日本はこんなにも美しい国なのに、なぜ誰も、道に倒れている人に手を貸そうとしないのですか? 人間にとって本当の貧しさとは、社会から見捨てられ、自分は誰からも必要とされていないと思うことです。

聖ヴァレンタイン

男女の恋愛を奏でるイベント 甘いチョコレートに込めた想い その昔キリスト教聖職者の死によって始まったとされる 愛する男女の結ばれるのを祝し続けたが絞首刑とされた これは悲劇からはじまったイベント その死は無駄ではなく想い合う男女の恋愛を応援する…

旧正月

月の満ち欠けによる旧暦では本日が旧正月となります。 中国やアジア圏では今も旧暦で新年を祝うところがあります。 日本でも明治までは旧暦で過ごしてきました。 宇宙にある地球に生きる人間にとって月の満ち欠けによる暦を通して過ごすことは自然だったので…

マザーテレサ 愛の言葉Ⅵ

平和とは、愛があってこそなしえるものです。 さあ、愛しあいましょう。 愛はむさぼるものではなく、与えるものです。 おしみなく与えた人には、必ず与えられます。

マザーテレサ 愛の言葉Ⅴ

仕事は、とれだけやったかという量ではありません。 大切なのは、愛をもって行うことです。 私たちは、貧しい人に与えるよりも、多くのものを、その人たちから与えられているのです。 それは、神様からの贈りものなのです。

あるプロデューサーの話

元テレビ・映画関係の敏腕プロデューサーであり、現在は某劇場をいくつか担当している人物の話である。 「結局、役者というのは人間性が大事ですよ。事務所やマネージャーの力、それはもっともではあるが、性格が横柄であっちゃ、次は呼ばれない。目に見えて…