ある夜、隣にヒヤリと冷気を感じた。 四畳半の畳部屋の右隅。そこに置かれた小さな一枚板の机の端に肘をついて、壁に凭れ掛かかっていた。 眠気にガクリと項垂れたが、次の瞬間にそのヒヤリとしたものを体感した。 いいや、ヒヤリときたのでガクリとした訳で…
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