2019-02-12 冬の幻想 ふわりと舞い落ちる細やかな雪 儚すぎて積もりはしないけれども その中にふっと輪郭が見えることがある 人の泣き顔にも いやいや笑い顔にも見えるそれは 結晶から水滴にかわる時 アスファルトのキャンパスを喜怒哀楽に塗りたくる その一瞬間 水のエネルギーを使って届けられた表情 その想いはなんであろうか 自然の中にも感情が豊かに培っている 見えないところにあるものをいかに感じとることができるか そうしなければ想念は何もないことと同じ