神仏の手

神社や仏閣へ訪れた際に、ほとんどの人が手を合わせることでしょう。

それをしない人はあまり見かけないですし、人間という生き物は目に見えない対象をどこかで信じ、縋っているものです。

そして祈りに対する返答は、人生の成果として現れるばかりではないのです。

手を合わせているまさにその時、神仏の手によって頭を撫でられることがあります。

それは物質の手ではないので、強くは感じられないかもしれません。

けれども確かに、撫でられている感覚があるのです。

そのような時、励まされていたり、これまでの努力を褒めて下さっています。

言葉はなくとも、物体はなくとも、感じられるものがあれば、存分に受けとっていただきたいものです。

また、撫でられる感覚の他には、手を合わせた途端に風が吹くといった現象も起こります。

どこからともなく音が鳴り響いたりもします。

そのような現象は、偶然ではなく、きっと大切なお知らせでしょうね。

感覚を大切に生きることが、歩むべき道を示してくれることもあります。

自分自身の力ではどうにもならない時は、第六感を頼りにされてもいいと思いますよ。