過去世の自分を知るヒント

過去世の記憶は消されて生まれてきます。それと同時に現世でどのような使命を持って生まれてきたのかさえ忘れています。その理由は人としてもがきながら成長する為です。行き着く人生の場所がどこにあるか分かったまま答えが見えていては面白くないですよね?人生を歩みながら切磋琢磨する中で生き甲斐や使命を見つけて行くのです。夢や希望を抱くことは魂の宝石。内面が磨かれてこそ人生は輝くものです。けれども過去世を少しでも知ることで果たすべき使命に気づくことがあります。色々な事柄に挑戦をしていると思わぬところで過去世の記憶を思い起こさせる事があるのです。過去世を知るヒントとは自分が無性に夢中になってしまう出来事や趣味の中に隠されていたり。取り立てて誰かに教わった訳でもないのに自然と人よりも得意な分野があれば過去世でも同じ様に得意であったり生業としていた可能性が大いにあります。野球がずば抜けて上手い少年。ピアノを楽譜も見ずに弾いてしまう女の子ですとか。英会話の上達が異常に早いなど。それらは魂の記憶による得意な癖が現世にも引き継がれて残っているのです。また初めて訪れた海外で異様に懐かしい感情に止めどもなく涙が溢れたり。そこには幸せに生きた過去世があったのかもしれないですね。その反対に胸が締め付けられる程に苦しい感情に襲われたりする場所があります。その時には辛い経験をしていたり凄まじい死を遂げた場所である可能性もあります。この様にして理屈で物語る事の出来ない感覚に陥った時には過去世の記憶から湧き上がる感情である場合があります。その感情を頼りに得意技を駆使して使命に繋げてみるのです。その逆に哀しみの記憶には同じ過ちを繰り返さぬ様にして行く事が大切です。そうやって過去世のヒントを少しずつ手探りで求めて行く先には大きな生き甲斐に辿り着けるかもしれません。自分が人より少し長けている部分にこれからは注目してみて下さいね。過去世の自分が築き上げてきた努力の賜物ですから。宝の山は過去世の記憶の中にあり。