生きているエネルギー

私たちの体の中には、霊魂が宿っています。

それは普段は見ることはできなくて、感じることのみ。

その、感じる。ということすら、信じられない。そう言われることが多いのです。

ですが、私たちは感情の生き物です。

常に何かを考えながら生きている。これについては、誰もが日々行っているのですから、信じられない。とは言わない。

さて、霊魂などと言うと、まるで恐ろしい言葉のようにも聞こえますが、言い方を変えてみれば、生きていくための、心のエネルギーとなります。

私たちの体は、霊魂の乗り物であって、この乗り物を動かしているのが、感情であったり、心であったり、つまりは目に見えない、エネルギーなのです。

乗り物と言えば、たとえば車です。車にはガソリンというエネルギーが必要です。

私たちの乗り物である、この体。それを自在に動かしているのは、霊魂なのです。

我慢した生活を選ぶのも、好きなことをして生きるのも、自身の思考です。感情であり、心なのです。

人が考えて動く時、心の強さを必要とします。それは、体に宿る霊魂というエネルギーを奮い立たせること。

もしもこの体がなかったら、もっと自由なのです。想像の世界でなら、貴方は何者にだってなれてしまうという、そんな夢を抱く。

けれど、この地球に生まれたこの体は、行動してこそ輝くようになっています。

生きているという実感を、体で存分に感じられるように、エネルギーを使えばいいのです。

心地よいと感じられる行動を起こせば、エネルギーは充満します。

体は時に不自由ではありますが、うまく乗りこなせない乗り物だからこそ、愛着が生まれたりします。

生きているエネルギーを、体で感じられるという、特殊な世界です。せっかくそんな世界に生まれたのですから、自身の乗り物を、良きエネルギーで満たしていきましょう。