2019-01-01から1年間の記事一覧

生きているエネルギー

私たちの体の中には、霊魂が宿っています。 それは普段は見ることはできなくて、感じることのみ。 その、感じる。ということすら、信じられない。そう言われることが多いのです。 ですが、私たちは感情の生き物です。 常に何かを考えながら生きている。これ…

桃の節句

3月3日の雛祭り。ひいなまつり。上巳の節句。 女の子のある家で、幸福、健やかな成長を祈って雛人形を飾り、調度品を具え、白酒、菱餅、桃の花を供える。雛遊びとも。 桃の花を浸した酒を飲むと、百病を除くという。季語は春。 耳の日。人様の話に耳を傾けら…

陰翳の空間

なぜだろう まわりは明るいのに そこだけ仄暗い 闇を髣髴とさせる 異空間がある そこは実際に 目には見えないけれど 何かがいる とでも言おうか 何かがある と感じる場所 それは物質の世の中では 解明し得ない けれども確かに存在している風な そこだけに浮…

神仏の手

神社や仏閣へ訪れた際に、ほとんどの人が手を合わせることでしょう。 それをしない人はあまり見かけないですし、人間という生き物は目に見えない対象をどこかで信じ、縋っているものです。 そして祈りに対する返答は、人生の成果として現れるばかりではない…

冬の幻想

ふわりと舞い落ちる細やかな雪 儚すぎて積もりはしないけれども その中にふっと輪郭が見えることがある 人の泣き顔にも いやいや笑い顔にも見えるそれは 結晶から水滴にかわる時 アスファルトのキャンパスを喜怒哀楽に塗りたくる その一瞬間 水のエネルギー…

遊女と恵方巻

遊女と恵方巻とはなんであるか。 節分に食べる恵方巻であるが、あの太巻を頬張って食べる姿は、どこか恥ずかしいものがある。 恵方巻を食べる習慣は、大阪の花街から始まったという説がある。 遊女が頰張る太巻を見て男どもが楽しんだというのだから、なんと…

呪いの雛人形

「ママ?この雛人形、まだ片付けないの?」 あどけない表情の一人娘が、不思議そうにたずねると、 「もう少し飾っておこうね」 ママはそう、妖しげな微笑みでこたえた。 「どうして?もう、ひな祭り過ぎちゃったよ」 この歳、桃の節句には、甘い白酒を飲み、…

ワンツースリー

1月23日 ステップする日 軽やかに前進していきましょう 数字には秘められた意味があります 簡単なヒントを記しておきます 数字の組み合わせによっては意味が拡大変化します ご自身のまわりに見える数字と照らし合わせて解読して下さい 数字のメッセージをパ…

一粒万倍日じゃ

少し昔のこと。あるお婆さんが、縁側に座って小さな本を読んでいた。 すると突然、 「ありゃ、今日は一粒万倍日じゃ」 と言った。 お婆さんがいきなり声を発したものだから、庭のスズメがちゅんちゅん鳴いた。 それからお婆さんはいそいそと立ち上がって、ち…

掛詞に隠れて

「かみ」 というコトバがある 音だけで聞くと わからなくっても 漢字にすると 「紙」 であったり 「上」 もあるし 「髪」 だってあるわけで 壮大なる 「神」 に掛かってたりする 掛詞の中に 色んなモノが隠れてる 探してみると ハッとする文字が 潜んでいる…

姫はじめにて

年明けにやわらかな姫飯を食べるのが由来とも言われておりますが、世間一般では違った認識ではないでしょうか。 そもそも日本のしきたりには、男女の営みが欠かせないものです。 神も仏も宇宙でさえも、陰陽がございます。 光と影。表と裏。男と女でございま…