『お寺の芸能』大団円を迎えました
奉納舞台にはどのような意味があるのでしょうか
高尚なイメージもありますが
形式ばった堅苦しいことをしているわけではありません
本来の芸能の形です
神様や仏様に私達が日々努力している姿をお伝えする重要な意味もあります
神社仏閣へ行けば手を合わせるのと同じように芸能を演じるのです
そこに居るのは目に見えない存在かもしれませんが
私達はいつも心に温度を感じながら生きています
だから願いや祈りを届けます
そして感謝の念を抱きます
見えない存在と繋がった時のあたたかさを知っているからです
人間が芸能を好むように神様や仏様も素晴らしいことを好みます
芸能は人間だけが見ているわけではありません
感動ある芸能に触れた時すべての存在と共に一体感が生まれます
それは大きなオーラとなり壮大なパワーとなります
その時に感じられる不思議な高揚感や雰囲気はまさに人間ではない偉大なる存在がまるで拍手喝采をし満足しているともいえる感覚です
それは目に見えないけれど強く感じられるはずです
そこいにる誰もがひとつの感動に包まれる瞬間は素晴らしい体験となり生きていることに勇気を与えられます
ですから奉納舞台を催すことは私達の本質である魂を揺さぶり活力を生み出します
これだけモノと情報が豊かであるのに
いつもいつも何かが足りないと感じるのは魂が寝ぼけているのです
もともと私達は何も持っていなくても感動を生み出せる生き物です
本来はモノやお金に囚われることなく感動することを生き甲斐に人生を歩みたいはずなのです
それを実践する時に見守ってくださっている存在があります
それを感じて欲しくもあり奉納しています
心から有り難いと思うことは貴重です
それが積み重なったらなんて素晴らしい表情に変わるでしょうか
もう見た目のコンプレックスに振り回されることなく魂の輝きが私達を美しく光らせます
さて先日の奉納舞台『お寺の芸能』では会場と仏様とご先祖様が一体となって躍動した瞬間がありました
人間が喜びを分かち合えばそれを見守ってくださっている存在だって嬉しいのです
喜びは空間に輝きを放ちます
さて次はどのような場所でどのような芸能をいたしましょうか