覚醒する

本当の自分に目覚めるきっかけ

こんな自由な世の中に生きてるのに

なにも自分から縛られて生きる必要はなく

こうあるべき というしがらみは振り払って

そんなものは手についた砂埃を落とすように

軽く叩いてどこかへ追いやってしまえば

だけどそんな簡単じゃないよ ってまたしがらみに入り込まないで

自由なんて本当はこわいの知ってる

自分で人生の舵をとるなんて大変だから

ついつい流されちゃって

なにかにつかまってる方が楽だし

誰かの後ろにいた方が安心する

だけどみんなと同じとこにいたら

自分らしくいられるわけない

誰かと同じ

みんなと同じ

それじゃ自分らしさってなんなの

覚醒するなんて

なにもとんでもなく難しいことじゃない

たまには自分の感性を信じて直感どおりに動いてみたら

見てみたかった ちょっとした景色に出逢えるか

突如として新しい発見があったり

直感って 人間本来のもの

人間本来って 動物の本能でもある

あぁだこぅだと考え込むより

思い立ったらなるべく素直に実践してみると

面白いシナリオの上に人生が乗っかってしまう

それが本当は自然の流れで

本当は誰もが不自然な流れから脱して

自分らしく生きるドラマを体現できる

そろそろそのことに気づいたら

目を覚まして 檻の中から一歩踏み出す

直感の目覚まし時計が鳴ったら

まずは起きるために手を伸ばして

ベルを止めた勢いのまま立ち上がる

遠い夢でも一歩から

ちょっとずつ前に進んでみたら

風景はずいぶん変わってる

一週間 一ヶ月 一年と

目の前の色彩が変わるまで一歩ずつ進んでったら

振り返った景色は清々しくて懐かしい

高く険しい山は美しく 凍える雪山に瞳を奪われ

嵐に荒れ狂う波は壮大で 晴れ間に燦々と色めく海に見惚れてしまう

人生を彩るには

感じた方向へ素直に一歩を踏み出す

パノラマの絶景を歩き続けたなら

止まったままの退屈な絵画の前には

もう戻らなくていい